みつどもえ 第3話「不審者がいっぱい」 あらすじ&感想&キャプチャー

プール開きの話が来ました。季節感バッチリです。
あと、やたらパンツが登場した回だったと思います。

Aパート前半(原作2巻26卵性「○本の住人」より)

みつどもえ」の数少ない主要男子キャラの2人が登場します

佐藤信也」現時点では優等生。クラスには彼のファンの女子もいる。
だけど後々誤解を受けてみつばから変態のレッテルを貼られ、「パンツ」と呼ばれるキャラw

千葉雄大」普通にエロい小学生男児。軟弱者ではなく、いつも何かに燃えている。
二人は親友で、佐藤は千葉の行く末が心配で暴走を止めようとしている。

千葉がひとはの読んでいるエロい本を見てしまい、何がなんでも見たくなる。


ひとはを校舎裏に連れ出し、本を見せてくれとお願いする。
「無理」と断るひとは。

千葉の「(本を)少しめくれば俺達の知らない夢の世界が広がっているんだぜ!?」
の発言を
佐藤が「スカートをめくる」
と取り違え、話がややこしい方向にww

カン違いと暴走は「みつどもえ」ギャグの基本ですw
千葉氏はエロに飢えていますが、佐藤は女性免疫があるのか落ち着いており、暴走気味の千葉氏を抑えようとする役回りが多いです。
その親切心から取った行動が災いして、変態のレッテルが貼られることになってしまう可哀想なキャラですw
どんなキャラにも弱みや突っ込みどころが用意されているのが「みつどもえ」ですねー。

Aパート後半(原作1巻7卵性「11.3のひとは」より)

クラスから若干浮き気味で、なかなか普通にクラスメートに声をかけられないひとは。
皆んなが下校した後、声をかける練習をするひとはであったが…

はた目からは挙動不審な動きをしており、その様子を見ていた、ちょっと不思議ちゃんな松岡さんは、
「何か見えないものと戦っている」
と捉え、ひとはに興味を持つ。

クラスで浮いていたひとはに初めて興味を持ち、接点を持った生徒が松岡さんでした(原作の時系列では、千葉氏がひとはのエロ本をねだる話よりこっちが先)。
会話の間が開いたときに、何か話しかけなきゃと考えるひとはのさりげない心理描写と、
普段は頼りなさそうな先生が、これもさりげなくひとはがクラスで浮いていることを気にかけて声をかける場面が良かったですね。
基本暴走気味のギャグ作品なのですが、普通に見ていると気にかからないようなさりげなさで内面に触れるているのが「みつどもえ」の良いところだと思います。個人的に。
それにしても、松岡さんはこの作品中、一番壊れてるキャラだと思います…

Bパート前半(原作1巻10卵性「仄暗い水のその辺」より)


「松岡咲子」オカルト大好き少女

ひとはのことを霊媒師と思い込んでいる。

近日中にプールびらきがあるという。
ひとは『泳ぐのが苦手だからプールいやだなぁ…』
と鬱になっているひとはを見た松岡は
松岡『プールに何か霊的なものが…?』
と想像をふくらませる。
松岡「明日のために頑張るのよ!」

泳ぎが苦手な自分を特訓してくれると取るひとは。

気合を入れて除霊をしようとした松岡は耳なし芳一の如く…

松岡さんの壊れっぷりが更に加速する話です。
ひとはが溺れている姿を見て霊と激しい戦いをしていると勘違いするなんてありえん。
原作では、墓場でドラム缶風呂を沸かして入るなどという更に珍妙な行動を取るようになります。

Bパート後半(原作1巻11卵性「お父さんは心配症な不審者」より)


プールの季節がやってきました!

換えのパンツを誰かに盗まれてしまったとみつばが先生に告げる。
実は、水着を服の下に来て登校したため、パンツを家に忘れてきただけと事情を知るひとはだったが、言い出しても鉄砲玉のようにしゃべるみつばに言葉を遮られてしまう。

「丸井草次郎」三つ子の父。
娘の忘れたパンツを握り締め、学校に届けに行く。

学校の入口が見つからないので、壁を登って侵入しようとする。
その様子を見ていた女性は不審者と思い、警察に通報を…

事情を聞き出す先生の質問を下心丸出しで我が娘に嫌らしい質問をしていると勘違いした父は怒り心頭。

みつば「犯人は矢部っち(先生)ね!」
生徒一同「エェェェー」

そんなやり取りを聞かされた父、とうとうブチ切れて、壁を破壊。学校の敷地に侵入!
もはや、クリーチャー状態w

先程の通報を受け、パトカーが集まってくる。

演出のパワーがあって楽しい回でした。
これは何と言っても、父のおかげですね(笑)。
父だけ太い線で描かれており、異彩を放っています。
その風貌から、不審者に間違えられる父ですが、その実は、純粋に娘思いでナイーブな心を持った優しい父です。
ただし、よく勘違いして暴走しますがw
パトカーが原作だと1台来るだけだったのですが、アニメでは、西部警察張りに大挙して集まってくるのが面白かったですね。
こういうのはアニメならではの演出だと思います。

父のおしおきシーンの原作とアニメの比較

原作では、パンツを届けに来た父に対して、娘3人共に「触んないでよ このパンツ泥棒ー!!」と言い放ちますが、
アニメでは、みつばだけがそのセリフを言っています。




そして、
原作では、3人とも物置に入れられ、反省させられるのですが、
アニメでは、ひとはとみつばが物置に入れられます。


原作では、この時点ではふたばが父になついているキャラが固まっていなかったため、このような展開になっていますが、
ふたばはこの後すぐになつくようになり、それがごく自然になってくるので、気を利かせて変更をかけたのだと思います。
アニメでもこの時点でふたばが酷いセリフを吐いたら、原作を読んでいる人から見ると逆にすごい違和感を感じると思います。

ひとはのベストショット


佐藤とぶつかってきょとんとした表情のひとは。
原作ではまっすぐ見ていたが、見上げる視線になっているのが良い!

霊媒師ひとは

「祟ってやるー」

サービスショット的なもの

スク水を着せてくるとわっ!