ロロナのアトリエ トロフィーコンプリート

やったー。トロフィーコンプ達成しました。
結局、半月以上かかりましたね。その間、ずっとロロナ漬けだった気がします。
セーブデータの情報から察するに、トータルのプレイ時間は100時間を超えていると思います。久々にゲームをやり込んだなぁという思いです。
目標を達成することが出来たので、ここで一区切りとしようと思います。
アトリエシリーズは、ヴィオラートのアトリエをロロナの試金石としてプレイしてから今回で2作目になるのですが、自分にはとても楽しめるシリーズであるなということを実感しました。っていうか、今まで知らなかったのが非常に勿体無いですね。


ヴィオラートの後にロロナをプレイしてみると、いたるところがより入門者向けに易しくなっているなと思います。

  • まずは、素材の入手のし易さ。素材がなくて困ることがまずありません。一度の外出で満遍なく素材を持ち帰れます。なお、ホムが来たらホムに頼めば、ほとんどの素材がカバーできます。
  • 劣化するアイテムについても、999個まで入るコンテナに入れておけば、一切劣化しません。ヴィオでは、劣化させないためにはアトリエに別途氷室を設置する必要がありました。劣化自体も遅いものが多く、劣化する品目自体も少ないです。
  • 調合については、成功率、取得EXPなどの情報が明示的に数値で表示されます。また、ヴィオはしょっちゅう失敗しますが、ロロナはまず失敗しません。くーちゃんのイベントを起こすために調合を失敗する必要がある場面があるのですが、あまりにも失敗しないので、失敗を引き起こし易くする特性のついたアイテムをわざわざ探しに行ったくらいです。
  • ザコ敵の弱さ。ほとんどの敵が2ターン以内で倒せます。ただし、イベントで出てくるマスク・ド・Gや、ボス級クラスのデーモンなどは、真面目に準備して戦わないと勝てないレベルでやり応えがありました。
  • 極めつけは使えすぎる量販店。ヴィオでは、量販すると、優良な特性は消えてしまい、品目自体も限られていますが、ロロナでは、全ての特性が残り、調合生産できるアイテムなら恐らく全て登録が可能です。何と、賢者の石まで量産できてしまいます。

これらの理由から、結構、敷居が下がっている感があります。
しかし、ロロナならではの楽しい要素もあり、

  • ヴィオでは、設備がアトリエの面積を食うので敬遠しがちだったインゴットの調合を普通に行うことが出来るので、インゴッドにつける特性を吟味して自分好みの武器や防具を作る楽しみがある。
  • エンディングの種類が多いので、全てのエンディングを網羅するために、各登場キャラのフラグを立てていくアドベンチャーゲーム的な楽しみがある。イベントで表示される一枚絵も綺麗だし、声優の演技も乗っていて会話自体も楽しい。イベントの量も十分だと思う。
  • 戦闘でアイテムや必殺技を使ったときの演出が楽しい。3Dになったことで、演出が強化されていると思います。特に、良い特性の付いたテラフラムは一見の価値あり。
  • PS3のゲームなので、トロフィーに対応しており、システム的にやり込み要素が用意されている。トロフィーを取ることを目標とすることで、やり込みの目標を立てやすい。

などですね。
より、間口の広いゲームになったんじゃないかと思います。


今思い返してみると、マリー、エリーの時は、「え?アトリエを経営するRPG?何が面白いんだろう?それに何だか女の子向けっぽい雰囲気があるな」と思いつつ、スルー。ユーディー、ヴィオについては、存在も知らず…、イリスの時には、ホームページで流れていたオープニングムービーを見て「すげぇ、音楽がいい!やってみたいなぁ」と思いつつ、手持ちのPS2が故障していたので、スルーと若干接点はありそうながらもスルーしていたのでした。
月日が流れて…突如としてPS3新規国産RPGとして発表されたロロナでは、不純ながらも、岸田メル氏のイラストと、ディフォルメされたモデリングキャラで一気に興味をひかれました。ただし、PS3本体を買うという冒険があったので、本当にこのシリーズが面白いかどうか試す目的でプレイしたヴィオラートのアトリエが自分の中で大ヒット!これは迷いなくPS3を買ってでもプレイしようというところまでテンションが上がりました。本当にヴィオラートには感謝です。


ロロナのプレイはここで一区切りとしますが、機会があれば、ガストの他のゲームもプレイしてみたいと思っています。今のところ気になっているのは、マナケミアですかね。戦闘が面白いと話題になっていたそうなので。また、今後アトリエ、マナケミアアルトネリコの新作が出るならば、まず購入してプレイすると思います(PS3なら絶対購入。PSPやDSならスルーかも?)。