魔法少女まどか☆マギカ 最終話 「わたしの、最高の友達」

いやぁ、面白かった。これだけ毎回続きが気になったアニメはそうそうないですよ。
ネタバレ回避ということで、「続きを読む」を挟むことにします…


最終話付近の自分の解釈ですが…話の推移をまとめてみました。解釈が間違っていたらスミマセン。


過去、最後まで生き残った魔法少女鹿目まどかワルプルギスの夜と戦うが敗北して死亡

暁美ほむら鹿目まどかを救うため、過去に戻ってまどかとの出会いをやり直す願いと引き換えに魔法少女の契約を結ぶ

過去に戻ったほむらは、他のメンバーと共に戦う。最後には、まどかとほむらが生き残るがワルプルギスの夜に敗北。まどかは魔女化。

時間巻き戻し。魔女化する前のまどかの言葉を胸に、QBの勧誘からまどかを守る。ワルプルギスの夜にはほむら一人で立ち向かうが、力及ばず敗北。まどかが魔法少女化してワルプルギスの夜を一撃で倒してしまう。そしてまどかは最悪の魔女に変化。

時間巻き戻し。この時点で、魔法少女まどか☆マギカの1話のまどかの「夢オチ?」に話が繋がる。

まどかとほむら以外の魔法少女が死亡した後、ほむらはまどかに過去から何度も繰り返し体験してきたことを説明。きゅうべぇから人類の歴史とインキュベーターの関わり合いを聞く。そして魔法少女になる意志を固めていく。

まどかを救いたいという願いのほむらが何度も歴史を繰り返すことで、まどかに因果が集約(?)してしまい、皮肉にも、まどかには強大な潜在能力が宿ってしまった。

ワルプルギスの夜襲来。またしてもほむらは敗北。

意志を固めた、まどかが駆けつける。きゅうべぇと魔法少女の契約を結ぶ。願いは「全ての時間軸の魔法少女を元の状態に戻すこと。全ての魔女を消し去ること」

まどかの神に匹敵する強大な潜在能力によって、願いは遂げられ、ワルプルギスの夜も撃退。世界中の全ての時間軸の魔法少女は普通の少女に戻った。

まどかは、世界中の魔法少女を救った代償に莫大な量の呪いを抱え込む。最悪の魔女の誕生か?世界がピンチ?

まどかの強靭な精神力で絶望を跳ね除け、呪いを相殺してしまう。

まどかは魔女になるという結末がなくなり、元の少女に戻るということも出来ずに、世界を見守り、魔女化を抑制する為の思念体になってしまう。
例えば、魔法少女のそばに付いて、死にぎわに未練のない精神状態をサポートしてあげるなど。

まどかが人柱になったことによって、魔女や魔法少女自体がなくなることはないが、魔法少女が魔女化するということはなくなった。まさしく、革命に命を捧げた少女!


全ての魔法少女が元通りになったのに、再び魔法少女や魔女が出てきているのは、インキュベーターの言うエントロピーを確保する為だろうか?
だが、まどかの力によって、これまでの糞ルールは撤廃されたということで、納得のいく終わり方だったと思います。
あと、まどかがきゅうべぇに魔法少女化を申し出たときのきゅうべぇの驚き方が実にスカっとする瞬間でしたね。どんだけ自分本位で上から目線の割に寄生虫のように付きまとい養分を吸収し、挙句、物理的にも排除不可能な超絶ウザキャラだったのでww
これが本当に救いようのないバッドエンディングだったらどうだったでしょうね。その終り方にもよりますが、収拾させずに放棄して終わるなよと怒り爆発だったかも知れません。
逆に、よくこうして盛り上げた上、綺麗にまとめて終わらせたものだと思います。感心ひとしきりです。
スタッフの方々には頭があがらない思いですね。


番外編として日常編やらないですかね。それこそ、「ドキドキの魔法タイム」とコピー打ってww
楽しみにしているのですが。