Nectaris Military Madness

トリニティ・ユニバースが出来ないので、代わりに箱○でNectaris Military Madnessをダウンロードしてプレイしていました。
思ったよりも良く出来ていますよ。
初見では、移動や戦闘がトロいなと思ったのですが、オプションで、高速にすれば問題なし。これで、だいたいPCエンジン版と同じくらいの体感速度になると思います。また、戦闘のアニメーション自体を表示しないようにも出来ますし、戦闘画面表示中にBボタンを押せば、アニメーションを飛ばすことも出来ます。
とりあえず、ノーマルキャンペーンモードで始めて、5つのマップをクリアしましたが、確かに、敵が賢くなっている気がしました。敵の動きを見ていて感じたのが、

• 不利な状況では単独で突っ込んで来ない
• こちらも敵側もユニット数が同程度ある場合は、ユニットを隣接させて守りを固めた上で攻めてくる
• 敵側の攻撃の方が大きく有利と踏んだ場合は、挟み撃ちで攻撃力を上げた上で攻めてくる
• 攻撃を色々なユニットに分散させずに、一つのユニットを集中的に攻撃して、確実に倒そうとしてくる

と、このゲームの鉄則をがっちり押さえた上で攻めて来ます。なかなか手強い…。
でも、工場のそばに歩兵ユニットが待機しているにも関わらず、敵の歩兵ユニットがガン無視してその工場を占領してくるという、ちょっとおマヌケな行動を取ってきたりもしました(笑)。
それと、ハンターがめちゃめちゃ強いです。PCエンジン版のも強かったように思いますが、何だかそれ以上に強い気がしてなりません。というのも、装甲が堅いです。5つめのマップ(NEWTON)で、ハンターが初登場しますが、シーカーとホークアイが1つずつこちらの軍にあり、これらを死守して、何とか倒せました。このマップでは、これらのうち一つがやられるだけで、ほぼ詰むと思います。このマップは何度かやり直して結構苦しかったです。ハンターさえ倒してしまえば、あとはどうってことないですけどね。
海外のメーカーがリメイクを担当したそうですが(起動ロゴから察するに、バックボーンエンタテインメントかな？)、先ほど挙げたように肝心のCPUの思考回路はばっちりで、やり応えのあるゲームになっていそうです。昨日の日記に書いたように元になったPCエンジン版を知っている人にとっては残念な点もありますが、それは些細なことで、敵が賢くなっている分(もしかしたら勘違いかもしれませんが…)、シミュレーションゲームとしては、もしかしたらこっちの方がやり応えがあるかも？と感じたので、興味のある方は、プレイしてみてはいかがでしょうか。