メルヘンメイズ on ヴァーチャルコンソール

とうとう配信来ましたね。実は、ナムコがヴァーチャルコンソールのアーケードゲーム配信に参入してから一番楽しみにしていたタイトルの一つです。
ちゃんとした移植はX68000にしかされておらず、それも入手困難で、業務用の基盤を買うと5万円から10万円はかかってしまうこのタイトルがわずか800円で入手できるようになってしまうとは、時代だなぁという感じですね。
高校生の頃、学校帰りに良く立ち寄っていたゲーセンでプレイしはまり、そのゲーセンから消えてしまった後、どうしてもプレイしたくて、アルバイトしてためた金をはたいて基盤を購入したのは良い思い出です。今思うと、Xbox360PS3本体を2台ほど買えてしまう金額を出していたわけで、気が狂っていたとしか思えませんが(苦笑)。
前置きはさておき、このゲームはどういうゲームかというと、斜め視点で宙に浮いた板の上を、不思議の国のアリスのアリスにクリソツな少女がシャボン玉を銃のように撃ち、トランプ兵などを蹴散らしてずんずん先に進んでいくゲームです。敵は弾を撃ってきますが、当たっても吹き飛ばされるだけでミスにならず、敵に押されたり、弾に吹き飛ばされたりして、足場から踏み外すとミスになります。
今見ると、どうって事はないのですが、プレイしていた当時は、空中に浮いている足場の表現が、ものすごく高いところにいる感があったのと、当時のゲームでは考えられないほど敵がたくさん出現して、気が狂ったかのように弾を吐きまくってきたので、可愛らしい見た目に反して恐怖を感じ、いつも足を震わせながらプレイしていた覚えがあります。
っと、また脱線してしまいました…。
VC版をプレイしてみると、再現度はかなりのものだと思いました。もともと、最終面近くでは敵が出まくって、処理落ちがかかる部分があり、その部分がどうなることやらと思っていたのですが、VC版でもしっかりと処理落ちがかかっており、安心しました。さすがに昔のことなので、記憶があいまいですが、処理落ちのしかたも、動きがちょっともっさりした後に、コマ落ちするような落ち方だったように記憶しているので、だいたい一緒の動きなのかなと思います。コマ落ちの部分はもともとソフト制御なんでしょうけどね。
一応、エンディングまで到達しましたが、数回コンティニューしてしまいました。見た目ほど難しくはないゲームだと思うので、何回かプレイしているうちにノーコンティニュークリア出来るかな。
問題は、パッドですね。このゲームでは、常に斜め方向に入力していなければならないので、プレイしていると左手の親指の付け根あたりが痛くなってきます(泣)。レバーなら斜め方向にもカチッと安定して入力でき、指が疲れないので、Wii用のスティックが欲しくなってきますが、このゲームのためだけに買うのもちょっとなぁ…と悩んでしまいます。