クラシックコントローラ PRO

ちょっとWiiバーチャルコンソールアーケードのゲームを練習しようと思い、クラコンPROを買ってきました。
よく、今までのクラコンにグリップを付けただけじゃんとか、PSのコントローラーのパクりじゃんという意見を聞くのですが、実際に使ってみると意外と使いやすかったです。
確かに、一見旧クラコンと変わりないように見えるのですが、アナログスティックの位置が若干左右に離れた位置に変更になっています。実際に持って操作してみると分かりますが、旧クラコンに比べて親指の届きやすい位置になっており、操作しやすくなっています。これは、モンハン3でアナログスティックをメインで使うために修正されたのではないかと思います。
次に、LRボタンの配置が、横並びだったのが、PSコントローラーと同様に縦並びに変更になっています。旧クラコンのときは、ストロークが深く、押し込むような感じだったのですが、クラコンPROでは浅めで軽い力で押せるようになっています。これは指が疲れないように配慮されたのでしょうか。
そして、グリップ部分ですが、PSコントローラーと比較すると、グリップの縦の長さが長めで、幅が細くなっています。持ってみると、PSコンのように手で包み込むというよりは深くがっちり握っている感覚です。そのため、PSコンに比べて、手の中にフィットしている感覚があります。これは結構斬新な感触でした。
ここまでは良い点を上げましたが、不満に思う箇所もありました。まずは、十字キーがふにゃふにゃ気味で若干斜めに入りやすいこと。PSコンの方が上下左右がはっきり分かれており、操作していて上下左右と斜めを区別しやすいです。あと、アナログスティックの部品が相変わらず小さくて安っぽいこと。やはり、アナログスティックはXbox360のコントローラーが最強だと思います。あのように凹んだ形のスティックなら良かったのですが…。
個人的には、グリップの部分が良くできており、長時間持っていても疲れないように考えられて作られている良いコントローラーだと思いました。2000円という安めの価格設定も○です。

旧クラコンとの比較

LRボタンの比較

PSコンとの比較