Xbox360コントローラー十字キーの改造(というか改修)

XBLAのゲームは、十字キーを使うことが割と多いのですが、この十字キーが非常に効きにくい。特に左方向が効きにくく、ルミネスではブロックを目的の場所に落とせなかったり、イーアルカンフーでは違う技が暴発したり、餓狼伝説スペシャルではバックダッシュができなかったりと操作が思うように行かず、イライラが募ってきたので、思い切って改造を行うことにしました。
改造自体は、超簡単で、ゴムパーツを少々切って、厚紙を十字キーの裏側とゴムパーツの間に挟むだけです。

用意するもの

  • 無線コントローラーの場合トルクスレンチ(T-8H型がぴったりです)、有線コントローラーの場合プラスドライバー
  • 厚紙(ティッシュ箱の厚紙くらいの厚さがちょうどいいみたいです)
  • カッターナイフ(またはハサミ)

作業手順

自分は無線コントローラーを使っているので、以下の手順は無線コントローラーのものになります。また、分解を行うと保障対象外になってしまうので、自己責任にてお願いします。
無線コントローラーの場合、通常とは違う星型のねじが使われているので、専用の工具(トルクスレンチ)が必要です。ホームセンターなどで手に入ります。自分の場合、地元の島忠で560円で購入しました。
まずは、ねじを7箇所外してコントローラーのカバーを外します。6箇所はコントローラーの裏を見ればすぐに見つかると思うのですが、残りの1箇所は実は電池入れのところについているバーコードのシールの下にあります。

カバーを外したら、十字キー裏側にあるゴムパーツを取り外し、ゴムパーツの形に合わせて厚紙を切り抜きます。大きさはゴムパーツより一回り小さくしておくといいでしょう。そして、厚紙の中心に穴を開けておきます。
次にゴムパーツの十字キーの左側の爪の接触する部分を切ってしまいます(どうやら、ゴムパーツと爪の部分が接触しあうせいで左方向の認識が悪いみたいなのです)。カッターで切るのがいいと思いますが、ハサミでも十分作業が出来ると思います。自分はハサミで切ってしまいました。

あとは、カットした厚紙を十字キーの裏にセットし、分解したのと逆の手順で組み立てて完成です。

カバーを閉じたら、ねじを締める前に、十字キーの効き具合を軽く確認するといいと思います。

使用感

改造を行うことによって、以前はふにゃふにゃだった十字キーがカチカチとしっかり押し込んだ感覚が得られるようになりました。左方向もしっかりと認識するようになり、ルミネスをプレイしてもほとんどミスが起きなくなりました。餓狼伝説スペシャルでもしっかりバックダッシュができます。簡単な改造で十分満足いく結果になったと思います。