オペレーション・ダークネス 全クリア

ようやく全クリアしました。トータルプレイ時間93時間12分でした。いくらなんでも時間かかりすぎっすね(笑)。プレイしながら寝てしまったこともあったり、食事しながらダラダラプレイしていたこともよくあったので、余分な時間も大分カウントされていることと思いますが。
一応、レアアイテムをちゃんと集めながら、AR, EX含めて全ミッションクリアしたので、実績は「名誉負傷章」、「従軍記章」、「ビクトリア十字勲章」以外は全部埋まりました。普通にクリアするだけでこれだけ埋めてくれるので、実績に関しては太っ腹なゲームです。
今やシルバーメンバーシップになってしまったので、「従軍記章」は、もしゴールドにすることがあれば、その時にでも解除しようかと思います(後でいいやと先延ばしにしたのがまずかった)。
「ビクトリア十字勲章」はもう一周プレイするかどうかですが、今すぐにはさすがにやる気が起きませんね(笑)。後々やるゲームがなくなったときが来ればもっとプレイ時間を短くするのを目標に再プレイして取ろうかと思います。


このゲームはちょうど自分がエリートの本体を買った時期に発売されたゲームで、XBLA以外のパッケージソフトがとりあえず欲しかったので、自分の好きなジャンルのシミュレーションゲームというだけで、ゲーム内容もろくさま調べずに買ったものです。初めはあくまで淡々と銃とロケット砲で戦いながらヒトラーのいるベルリンを目指すゲームかと思っていたんですが、術で炎を扱う女の子が出てくるわ、狼に変身しちゃう人がいるわ、切り裂きジャックまで出てくるわ、敵側は敵側でゾンビやガイコツ、はたまた押井守の映画にでも出てきそうな強化服まで出てくるわで、意外にもファンタジー色の強い愉快なゲームでした(笑)。
しかしながら、ステージ開始時に第二次世界大戦の実写映像が流れて、映像の世紀さながらに時代背景の説明が入るのが救いで、そのおかげで完全にファンタジックなゲームにならずに済んでいたような気がします。
シミュレーションゲームとしてはよくあるジャンケンルール(ある属性がある属性に対して強い)にのっとったロジカルなゲームではなく、銃撃戦のシミュレーションがベースになっており、銃や特殊攻撃の射程に入る位置に敵を引きつけたり、こちらから遮蔽物に隠れながら接近したりして敵を撃破していくゲームです。通常のシミュレーションゲームよりも射程が異様に長いのが特徴で、途中に遮蔽物がなければ、数十マス離れた相手でも平気で届きます。剣やナイフなどの白兵戦用の武器は、普通のシミュレーションゲームと同様、敵ユニットに隣接しないと届きませんが、より高いダメージを与えられます。
この、銃撃戦のシミュレーションというのが今までの典型的なシミュレーションゲームにはなかなかない考え方で新鮮に感じました。早い話が、FPSの戦術をシミュレーションゲームのコマンド選択で行っていくゲームだと思います。
また、ストーリー展開がドラマチックで、感情移入しやすいと思います。キャラの声も有名どころの声優が担当していますしね。個人的には、沢城みゆきが非常に感情のこもった演技をしていたところに心を打たれました(笑)。


個人的には、シミュレーションゲームとしてのやり応えに関しては尖ったところがあまりなく、ちょっと物足りなく感じることもありましたが、裏返せばゲームバランスは良好で、斬新なゲーム性、ストーリーなど総合的に見て楽しいゲームでした。
そして最後に一言。わんこパンチは最後まで最強でした(笑)。

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