デススマイルズ@AMショー

AMショーデススマイルズをプレイして来ました。
さすがケイブのシューティングは注目度が高いのか、人が多かったですね。
さて、ゲームの内容ですが...
使用ボタンは3つで、

Aボタン
左方向にショット
Bボタン
右方向にショット
Cボタン
ボンバー

となっており、Aボタン、Bボタンでショットを撃つ方向を変えられるのが、特徴的でした。
ショットボタンは押しっぱなしで、ショットの範囲が狭まり、低速移動になります。
ABボタンを同時押しすると、レイディアントシルバーガンのB+C同時押しの時のようなロックオンラインが自機を中心に同心円状に回転を始め、敵をサーチすると、その敵の方向に弾を撃ってくれます。ただし、一度にサーチできる敵は1体だけのようです。また、この攻撃に特に弾数制限はないようでした。
自機は人型で縦長ですが、当たり判定の部分にはハートマークが表示されているので、無問題です。
ゲーム開始時にはキャラ選択(2人)の他、Stage1〜3のうちどこからスタートするか選べるようになっていました。各ステージは更にシーン分けされていて(名称は失念)、各シーンの最後にボスが待ち構えていました。また、ボスが人型の場合、ケイブにしては珍しく(初?)ボスとの会話シーンが入っていました。会話自体は短めなのでホッとしましたが、これも時代の流れですかね。
グラフィックは、気合が入っていて、かなり丁寧に描き込まれていました。解像度が低いのがちょっと残念ですが...。色もゴシック調を意識してか抑えられているので、キャラが溶け込んでいることもありませんでした。背景も3重スクロールしている場面があったり、敵の動きパターンも異様に滑らかだったり、ものすごいスプライト数を割いていました。
爆発パターンがド派手で、爽快感を重視している向きがあるのですが、敵弾の色が紫色なので見えにくくなることが結構あるように感じました。鋳薔薇のときも敵弾が紫で不評だった気がするので、個人的には調整して欲しいところではあります。
また、最近のゲームにしては珍しく地形があるのが特徴的でした。地形には触れてもミスにならず、自機の動きを制限したり、敵配置に幅を持たせる意味で利用されていました。また、画面端と地形に挟まれてもミスにはならず、地形の当たり判定の外にいきなり移動するような動作をしていました。ここはペナルティを設けないと、楽に弾除けをするパターンとして利用されてしまう気がしないでもないです。
気になる難易度ですが、アーケードゲームにしては低くて、ちょっと拍子抜けでした。家庭用ゲームか!と。プロギアの嵐よりは明らかに難易度が低いです。Stage1では、道中でほとんど弾を撃たれなかった気がします。Stage2の序盤までプレイ可能でしたが弾幕と言われるほど弾が飛んでくるシーンは、全然なかったです。Stage3あたりからはもしかしたら殺しに来るのかもしれないですけどね。でも、左右の撃ち分けシステムがあるので、序盤からプレイヤーに逃げられないための配慮かもしれないですね。
個人的には、自機ショットの左右の撃ち分けが気に入りました。このシステムがあるおかげで、道中の敵配置で後方から敵が出現したり、ボス戦で正面にいたボスが後方にワープして攻撃してきたりと敵配置や攻撃パターンに幅が持たせられていました。後方から敵が出現する時などは警告を出す配慮があったので、いきなり体当たりされることはありませんでした。左から右に来る弾は慣れが必要だと思いますが、面白いシステムだと思いました。
全体的に、マニアよりライトユーザーをターゲットにしたゲームに感じました。製品版にも期待です。