かみちゃまかりん 第8話 「指輪が消えちゃったんだしー」

演出・安濃高志キター。
今回の話のように、原作にはないような未来との接点を描く回では安濃監督が関わるんでしょうか?
台詞で説明せずに意味ありげな情景映像を見せるお得意の演出を見ることが出来ました。1話目はちょっと納得いかなかったので、今回で初めて望むものが見れたような気がしてます。
未来の映像は退廃的なセピア色基調で情緒がありましたが、普段の色指定が原色バリバリでカラフルな背景とのギャップが何とも(笑)。
また、今回の話が花鈴が指輪をなくすことに気が付くところから始まり、話がオリジナルな方向に進展すると思いきや、また花鈴が指輪をなくすことに気が付くシーンを最後に繰り返して終わっていましたが、うまいこと原作の話から外れないように時系列を元に戻してして終わったなという感じです。個人的には、このまま話の整合性なんてなんのそのってな感じで監督の感性で突っ走っても全然OKなのですが(笑)。
ともかく今まで見続けて良かったです。また、監督自身が演出や絵コンテを担当する回が楽しみです。


あと、ついつい書き忘れましたが、花鈴の不思議の国のアリスなコスチュームも良かったです。