スーパードンキーコング

Wiiバーチャルコンソールでダウンロードしてプレイ。
いやぁー面白い。
ぱっと見た目はいかにも大味そうな洋ゲー風なのですが、敵配置やアルゴリズムが細かく調整されており、何度も死にながら覚えていくタイプのゲームです。死亡するとスタート地点か中間地点まで戻されるので結構忍耐力を要求されますが、その手のゲームが好きな人にはたまらないです。
プレイしていて気づいたのですが、敵の配置やアルゴリズムにランダム要素が一切ありません。純然たるパターンゲームです。同じ形の敵でもアルゴリズムが多数用意されており、段階を踏んで難しくなっていきます。この難易度の上がり方が巧妙です。自キャラがジャンプするとつられてジャンプするワニなどは大笑いしてしまいましたね。ドアドアのオタピョンですよ(笑)。このゲームの敵のアルゴリズムを考えた人は色々引き出しを持っているのだなと感心してしまいました。
また、道中のギミックも豊富で、単なるパターンゲーで終わっていないところが更に良いです。普段は道中が暗くて、中継地点で明るくしながら進んでいくステージや、エネルギーを補給しないと落ちてしまうリフトなどなどアイデアが満載なんですよね。それらのギミックをアクションゲームのゲーム性に生かしつつ演出として活用するという難しいことをこなして、更にそれら一つ一つがしっかり調整されているので、非の打ち所がないです。
メガドラのアクションゲーム並みに高難易度ですが、かなりの良作だと思います。こんなに良いゲームを今まで知らなかったとは...。
つーか、メガドラのアクションゲームが好きな人向けのゲームですな。これは。


本日クリアいたしました。