タダでDirectXプログラミング

備忘録もかねて書いておきます。
今なら、そこそこなPCさえあれば、元手なし(つまり無料)でDirectXプログラミングが始められます!!
Microsoftが2006年いっぱいの間、Visual Studio 2005 Express Editionを無償配布しているからです。
現在、タダでDirectXのゲームを開発するのに最低限必要なツールやライブラリは次の通りです。
今年いっぱいがチャンスです。

  1. Visual C++ 2005 Express Edition
  2. DirectX SDK
  3. Platform SDK


以下、導入手順をまとめときますので、詰まった人は参考にどうぞ。


まず、上記ソフトのダウンロードとインストールを行う。

  1. Webからインストール、isoファイルからインストールする方法があります。僕はisoファイルからインストールしました。DaemonToolsなどを使うと吉。本当にタダで使えていいの?て感じ。
  2. リンク先の「ソフトウェア開発キット」からダウンロードしてきたexeをダブルクリックすると、自己解凍のダイアログが出るので、適当なフォルダを指定して、解凍すると、インストーラーが立ち上がるので、指示に従ってインストール。日本語ドキュメントもダウロードしておいたほうが良いでしょう。
  3. PSDK-x86.exeをダウンロードしてインストールする。残念ながら日本語ドキュメントはない。

以上のインストールが終わったら、Visual C++ 2005 Express Edition と Microsoft Platform SDK を一緒に使うの手順に従って設定を行う。
次に、Visual C++ 2005 Express Editionのツールメニュー->オプション->プロジェクトおよびソリューション->VC++ ディレクトリのインクルードファイルに「$(DXSDK_DIR)Include」を、ライブラリファイルに「$(DXSDK_DIR)Lib\x86」を追加する。


以上で、DirectX SDKについてくるサンプルのコンパイルは行えるようになるはず。


また、DirectX SDKの日本語ドキュメントをVCのヘルプに追加する方法を書いときます。

  1. ダウンロードしてきたexeをダブルクリックして、適当な場所に解凍。
  2. msiファイルをダブルクリックするとインストーラーが立ち上がるので、指示に従ってインストール。
  3. VC++を起動し、ヘルプを立ち上げる。
  4. 検索タブをクリックし、検索ワードに「連結ヘルプ」と入れ、検索ボタンを押す。
  5. ローカルのヘルプに「Visual Studio 2005 Express Edition 連結ヘルプ コレクション マネージャ」という項目が検索されるので、クリックして表示する。
  6. VSExpressCC に含めることのできるコレクションの「DirectX 9.0 JPN」にチェックを入れ、VSExpressCCの更新ボタンを押す。
  7. ヘルプとVC++をいったん閉じ、立ち上げると、DirectXの関数で検索した際に、日本語ヘルプが表示されるようになる。何故か目次には表示されない...。


さぁ、これで、開発環境は整った!あとは、絵師と音屋を甘い言葉で拉致って来て、面白いゲームを作りませう(笑)。
...え、さっさと作れ?>俺