ゲームはナムコ

何年かぶりにティンクルピットをプレイしてみました。知る人ぞしるナムコ40周年記念ゲームです。
私はこのゲームが大好きで、過去相当回数プレイしました。今でも一画面固定型アクションの中では一番好きです。
ゲームルールは、パックマンのように壁で仕切られた迷路の中を動き回る敵を、ティンカーボールと呼ばれる鈴で全て倒せば面クリアとなります。ボタンを押しながら移動すると押し始めた地点に鈴を配置し、その後移動した道のりに奇跡が描かれていき、ボタンを離すと鈴が奇跡をたどり、自機の所へ戻るのですが、戻るときに鈴が敵にぶつかると敵を倒すことが出来ます。このとき、一度の鈴の操作で画面内の敵を全滅させるとスペシャルフラッグが出現するのですが、そのパターンを作成するのが熱いゲームでした(Sと書かれていないので厳密にはスペシャルフラッグではないのかもしれませんが)。敵のアルゴリズムがしっかりしており、なかなか奇跡の上を歩いてくれないので、裏をかくような感じで試行錯誤しました。敵は基本的に自機を挟み撃ちするように動いてくるので、パックマンのアカベイとピンキーの動きを彷彿とさせます。ここら辺は他社にはないナムコならではのアルゴリズムだと思います(これがタ○トーとかコ○ミだったら、強引にスピードを上げたり敵を硬くしたりという手段で対応して来そうだもんなぁ)。
このゲームは昔ベーマガで記事を書いており、その後ナムコに移った見城こうじという方が作られたそうです。オールアバウトナムコ内の見城氏のトイポップの攻略記事には相当な物がありましたが、さすがにナムコのゲームを知り尽くしているといった感じで、このゲームにも、ナムコ黄金期のゲームの持っていたゲームのエッセンスが随所にちりばめられています。まさに黄金期のナムコファンのためのゲームと言っていいのかも知れません。
コンティニューしまくってクリアしたら、エンディングで、ノーコンティニューでクリアを目指そうと言われ、頑張ってノーコンティニューでクリアしたら、今度はベーマガに得点を申請しようと言われた気がします。そんでもって、ベーマガのスコアランキングを見たら、自分のスコアと10倍以上かけ離れており凹んだ苦い思い出があります。ホントに全一プレイヤーというのは恐ろしい...。
と、まぁ、過去に浸りつつ、久々に楽しいと思いながらゲームをしました。